三陸北部森林管理署の見所
名称「十二神(じゅうにしん)自然観察教育林」
見所の概要
十二神自然観察教育林は、本州最東端に位置する重茂(おもえ)半島の中央部にあり、樹齢150~300年生の天然広葉樹林にはナラやサワグルミのほか、直径1mを超すケヤキやトチの巨木が混交し、森林環境教育や地域住民の自然観察の場として利用されるなど、地域のシンボル的な存在です。
昭和61年に、緑の文明学会から「森林浴の森日本百選」に選定され、平成12年にはケヤキの巨木(樹齢約300年、幹の直径約1.2m)が林野庁の「森の巨人たち百選」に選定されましたが、平成28年8月末の台風10号により、根元から倒れ、現存しておりません。
この一体を保護するために宮古市や関係団体などによって「十二神千古の森保全協議会」が設立され、園内の刈り払いや自然観察会などを実施しています。
平成19年7月に、入口から奥の広場までの約150mの歩道を整備し、車イスでも利用できようになりました。
春には爽やかな新緑を楽しみに、夏にはキャンプや自然観察でリフレッシュするために、そして秋には色鮮やかな紅葉、冬には巨木のシルエットを満喫するために、一度訪れてみませんか。
交通アクセス
JR宮古駅からバスで60分、バス停自然観察教育林下車徒歩80分。
JR宮古駅から車で70分。
東北自動車道盛岡南ICから車で190分。
お問合せ先
三陸北部森林管理署
〒027-0022 岩手県宮古市磯鶏石崎4-6
IP:050-3160-5900
一般:0193-62-6448
FAX:0193-63-4872